2026年1月11日(日)主の洗礼
「イエスは洗礼を受けると、神の霊が鳩のようにご自分の上に降って来るのをご覧になった。」マタイによる福音書3章16節
人生の節目にあたるような折々、例えば、入学式や成人式等の際、私たちは特別な儀式や祝いの時を持ちます。これらの式は、その人が人生における新しい段階に移り、それまでとは異なった生活が始まるという意味を持っています。今日の福音書の出来事は、それまでナザレの町で大工として生活しておられた主イエスにとって重要な節目となったことを告げます。洗礼者ヨハネが引き止めたにもかかわらず、主イエスはヨハネから洗礼を受けられます。その時、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が天から響きます。天の神は、罪人と同じように身を低くして洗礼を受けた御子イエスを、この上なく喜び、受け入れられたのです。主の洗礼は、ご自分を低くして、人間と同じ立場に立つことをよしとされた主イエスの在り方 ー私たち人間に仕える僕(しもべ)としての生き方を見事にあらわす出来事合だったのです。

