2011/12/02 -3
【聖書】ヤコブの手紙5:13
「子らに残す言葉は一つ、我が家は朝な夕なに祈りする家」。北海道の近代美術の基礎を拓き多くの優れた芸術家を育てた林竹次郎画伯が残した言葉です。代表作に有名な「積丹半島」や、「朝の祈り」「坂本竜馬肖像画」があります。「朝の祈り」は北海道開拓百年記念当時、記念館に展示されていました。丸いちゃぶ台を囲み母と子どもたちが聖書を読み朝の祈りを捧げる敬虔なキリスト者の家族を描いたもので、不思議と観る人の気持ちを落ち着かせ心を平和で満たしてくれます。
「朝の祈り」のちゃぶ台を囲む子どもたちの中に頭にリボンを結んだ女の子がいます。そのお孫さんにあたる方が函館教会の増田憲次郎さんご夫妻で私とはほぼ同世代です。増田さんご夫妻は戦後再建ルーテル教会の北海道伝道に対するご奉仕は甚大でした。そのお孫さんが札幌で小学生から中学生そして高校に進学するころ私は札幌在任中でした。明るく活発な彩香さんは「彩ちゃん彩ちゃん」と皆から親しまれていました。昨年保谷教会のクリスマスイブ礼拝にお友達と一緒に出席され 約15年ぶりにお遭いし、びっくりしました。彩ちゃんはコラムを見て楽しみにしていると話していましたが「朝の祈り」の中のリボンをつけた女の子の祈りのリボンがなお継承される「祈りする家」を嬉しく思い起こし、主である神さまのお導きを深く覚えました。
