2008/08/10 -2

【聖書】コリントの信徒への手紙一9:21

 1982年伝道30年を記念した保谷教会は第三の節目を迎えました。「地域に向かって伝道 しよう」の主題は保谷教会組織当初から掲げられ、1960年現在地に会堂(旧)を与えられた 時からいよいよ具体的に取り組んでしてきました。当初考えられていた伝道領域としての地域 は時代により変遷してきたようです。
 地域の街並みも住民も20年前後で変わって行きます。世代交代も進むし意識の変化を呼び、 住宅や店舗の改装も経済動向も時期があるからです。保谷市では戦後20年前後で集合住宅 の建設など人口の急増により畑作地区から住宅都市へと位置づけが変わり市制が施行されま した。マンションが登場し「核家族化」という言葉が定着しはじめ「期待される人間像」が話題を よびました。集合住宅の多くは当初選んで住むというより、そこに住まざるを得ない時代であった ため平均5年で移動が起こるといわれていました。
 それから20年の1980年代入り「サラ金問題」や「校内暴力」「いじめ」が社会問題化する一方 「一人暮らし老人」が史上初の100万人を突破し65歳以上の自殺者が増加と言う悲しい現実 も見えていました。社会学概念にアノミーという言葉があります。共通の価値や道徳的基準を失い 混沌とした状態です。聖書で「神の律法を持たない人/コリント一9:21」アノモスが語源です。
 また戦後40年中曽根首相による初めての「靖国神社公式参拝」が行われアジア諸国の批判を 招きました。同じ時、西ドイツのワイツゼッカー大統領は「過去に目をつぶり見ようとしないで将来を 語ることはできない」と「戦争によるドイツナチスの犯した過ちを具体的に上げ謝罪」し出エジプトの 旅に重ねて演説をしました。大いなる節目といえます。