2010/10/05 -3
【聖書】ヨハネによる福音書3章8節
風薫る緑が美しい季節となりました。緑の若葉が風にそよいでいます。風が吹くことと、緑の若葉がざわざわとそよぐことは本来別の次元のことですが、風は思いのままに吹き若葉はそよぎます。昔、手の平に木の葉をおいて子どもたちに「この木の葉は手の上で動かないし、動こうとしません。でも動きます」と言うと子どもたちは怪訝な目で私を見ました。私は手の上の木の葉に息を吹きかけました。木の葉はさっと宙に舞いました。「なんだ、そうかあ息を吹いたのか」と子どもたちは笑い出しました。「神さまは命の息で人を生きて働くものにしてくださったんだよ」。
キリスト教会が誕生したときのことを「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた」と聖書(使徒言行録2章1節)は記しています。神さまの聖霊が臨み、神さまを賛美し祈る群れの一人ひとりに力を与え働きかけてくださったのです。「聖霊」は「風・息・霊・生命力」を意味する言葉です。共に集まり、神さまを賛美し、聖書に聞き、祈る弟子たちに、神さまの命の息が臨み、神さまの心を生き、告げ知らせるように力強く動かしたのです。ペンテコステ/五旬祭の日でした。イエス・キリストによる神さまの愛に生き証言する群れ/教会が生まれたのです。
教会は、私たちが必要とする以前に、神さまが必要とされたのです。復活の主イエス・キリストは天に昇り、時と所を越え聖霊のお働きをもって神さまの救いのご計画を進めてくださいます。「神はその独り子をお与えになったほどに世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで永遠の命を得る(ヨハネによる福音書3章16節)」ようにとの神さまの救いのご計画が告げ示されるよう教会が生まれたのです。聖霊はきっとあなたの心に語りかけ命に働きかけてくださることでしょう。主のみ名を賛美しましょう。
