2010/10/07 -1
【聖書】箴言18:12
南アフリカの人々を取り巻く歴史や厳しい現実社会に学ぶ機会を与えてくれたサッカーW杯に世界がわいています。日本代表の対戦時間には各地で応援に熱が入り翌日は多くの方々が眠たい目をしていたようです。ベスト8はなりませんでしたがチームの善戦と健闘を称える歓声は尽きません。記者団との会見では、代表メンバーの皆さんが「一体となって試合に臨んだチームワーク」の素晴らしさと励ましに触れ、「このチームでこれからもずっと一緒にゲームをしたい」と笑顔で、謙虚に語る姿に勝敗を越えた清々しさと感動を与えられた人は少なくないと思います。
「うちの近くに公園がありまして、スズカケの木が五本並んでいる。北から南に向って五本、私はなんでもかんでも驚くんですけれども、その五本のスズカケのうちのどれがいちばん背が高いかというと、北側がいちばん高くって、南側のがいちばん背が低いのです。貪らないんです。俺は南でいちばん日を受けるんだから、どんどん大きくなってやるというんじゃなくて、後ろほうとの連携を考えて、そういうふうになっているのか。自然が決めた摂理というのは、こういうふうに貪らなくなっているのだなと思います」という三浦綾子の「祈りのかたち」の言葉には真をついて、つくづく自らの在り方を考えさせるものだと思いました。
「真理は道端の小石を拾うのに似ている。だれでも拾おうとすれば手にすることができる。しかし、その真理という小石を拾うには膝を屈めねばならない」という古人の言葉をなるほどなと言う思いで聞いたことがあります。大事なことは謙遜な姿勢です。これは、昔から私たちにとって得意なことではなかったようです。そのため互いに無駄な闘争心にエネルギーを浪費してきたようです。自らに対して「事業仕分け」ではありませんが「名誉に先立つ謙遜」の「見直し」の必要を聖書は教え、神が人となってくださった救い主イエス・キリストの恵みの事実を証しています。
