2010/11/01 -2

【聖書】コリントの信徒への手紙一11:23

 大阪代表に選ばれ出場する全国駅伝に備え、練習に励む滝沢は無理が祟って足を疲労骨折してしまいました。思いがけない怪我のため、走れなくなって落ち込む滝沢にあかりは言葉をかけました。「お母ちゃんがいつも言うとった。ちゃんと食べてれば何とかなるって。おばあちゃんもいうとる。夜が来れば寝るもんや、いやでも朝が来るって。みな受け売りだけど・・・。」(NHKTVドラマ「てっぱん」)の一場面です。あかりの言葉は、失意で心が折れてしまいそうな滝沢にとって心にしみこむ慰めとなり励ましとなったことを場面が物語っていました。あかりのメッセージは祖母と母親からの「受け売り」ですが、それは彼女たちの折れてしまいそうな人生の岐路に差し掛かった時、聞かされ、告げられ、受け継がれてきた生きた言葉だったと思います。
 イエスさまは「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。(マタイ福音書11:28)」といわれました。重荷が消えるわけではありません。疲れる労苦がなくなるわけでもありません。当時人々は多くの重荷を強いられ疲れ生きていました。それを担い取り組む力をイエスさまの言葉は与えます。一緒に担って行こうと十字架を負いぬいて同行してくださるからです。イエスさまから受けた福音はそのまま受け渡され、伝えられ聞く人々を救い力つけてきたのです。福音のみ言葉に聞き受け継ぎ、伝え励ます年でありたいですね。