2011/11/05 -4
【聖書】イザヤ書55:10~11
仙台キリスト教連合会を母体として「被災者支援ネットワーク」の働きが続けられていますが、その働きの一つ「心の相談室」が主催し、5月上旬、宗教者や医師が一堂に会し「祈りの心-東日本大震災に宗教はどう向きあうか」というテーマで東北大学を会場に講演会が開催されました。「妻や子を亡くし、家をなくした職員を目の前に、今は何もいえず、ただ共にいる。礼拝の言葉は私には届かない」と高齢者福祉施設の運営者の言葉、「被災した患者が求めることに、医師は科学で対処しきれない。後ろで宗教者に支えてもらいたい」と訴えるような医師の言葉。遺体安置所を回り読経した僧侶は「がれきの中で作業していた四、五十人が後ろで合掌していた。ひととき彼らは手を止めて、日常から離れた。読経は死者だけでなく生きる人たちのためでもある。宗教にできることはある」と語った言葉はそれぞれ鋭く深く私たちの心に沁みる言葉です。
「仙台キリスト教連合会では仏教団体と一緒に斎場の一角に机をおいて毎日カトリック・プロテスタント、仏教の宗教者が座り、遺族の求めに応じて弔いやお祈りをし、医師やカウンセラーも紹介している」ということです。「座ってみて宗教には近寄るのをためらわせるイメージがある。でも諸宗教が力を合わせて座り続けている事実が意味を持ち始めていると感じる」と川上直哉牧師は語っていました。復旧を祈り被災者支援に参画するルーテル支援センターの働きを覚え神さまのお力添えを祈ります。
