2008/08/05 -3
【聖書】ローマの信徒への手紙11:33
1953年ころです、西武柳沢駅の改札口を出て線路に沿い人家の疎らな路地を左に行くと踏み切りがありました。踏み切りを渡ると雑木林に囲まれた畑の坂道を二つほど曲がると大きなけやきの木々に囲まれた茅葺の農家がありました。その間を抜けると青梅街道です。街道を横切り坂道をしばらく行くと右手に木造の東京老人ホームがありました。
ホームでは毎朝松永チマ先生を中心に皆さんが広間に集い礼拝がまもられていました。日曜日には東京教会の本田牧師や都内の牧師が礼拝を担当したほか当時中野区鷺の宮に在った神学校の学生が応援に加えられました。私もその一人としてご奉仕する機会を与えられ緊張しつつ奨励を終え松永チマ先生と共にホームの朝食を囲みました。この集いから記録では1953年保谷教会組織がなされ感謝のうちに受洗者が与えられました。
東京老人ホーム設立の発端は1923年9月の関東大震災により罹災した人たちの救済のため、12月から故本田伝喜牧師と故スタイワルト牧師の尽力により現在の港区にあったスペイン公使館敷地に始まった働きにありました。その後杉並区高円寺に移転し1936年保谷柳沢の現在地に移転し今日に至りました。 (東京老人ホームHP参照)
東京老人ホームは「キリスト教の愛の精神に基づき、人間としての尊厳を考えるホーム」として「喜びをもって生きることが出来るコミュニテイ実現を使命」として来ました。神さまはこのコミュニテイから保谷教会の形成への道を開いてくださいました。
