2010/10/10 -1

【聖書】ヤコブの手紙4章17節

 尖閣諸島沖での衝突事件について「愛国の火」は取り扱い注意と朝日新聞論説委員の真鍋弘樹が「日中衝突と国民感情」について書いていました。「愛国の火」というのは「乾ききった草原は一本のマッチで火がつく」危険があることを歴史が伝える通りです。また郵便不正事件をめぐる地検特捜部内の逮捕など「人がなすべき善を知りながら、それを行わないのは、その人にとって罪です」という言葉は時と所を超えて人類共通の真理です。この言葉にあるように自覚的な生き方を一人でも多くの者が生きていたら世の多くの悲劇は少なく、戦火に襲われることも少ないことは確かです。ビルや街角の監視カメラがとらえた写真が犯人割り出しに一役かっている今日、それだけ人間関係や良心の陰りがあるからでしょうか。互いに互いを匿名で通せる都市化社会が一般化していることはよい事とは言えません。ヤコブはそう忠告しています。善を進んで生きること、善を求めて行動することが共通の財産となることは、今日人類に必要な指針ではないでしょうか。