2010/11/03 -2
【聖書】ルカによる福音書10:30
かなり長く大きな揺れで本棚を手で押さえたもの上にあった物は遠慮なく落下しました。11日、三陸沖を震源とする国内最大級の東日本巨大地震と津波による恐怖と悲惨を伝える報道に呆然と佇み注目しました。1995年1月の阪神淡路大震災の惨状が重なり駆けつけたものの呆然となすすべなく立ちつくしたことを思い出します。時間の経過とともに被害の深刻さが深まるばかりで被災された方々の安否を思う痛みと悲しみは計り知れません。ただ神さまの支えを祈るものです。
首相は13日の記者会見で国民へのメッセージとして「戦後の国家最大の緊急事態として力を合わせて困難な事態を乗り越えよう」と協力を呼びかけましたが大事な声だと思います。課題や疑問も多々あるかと思いますが、今必要なのは目前の被災し不安の窮地にある方々の声に応え行動を起こすことではないかと思います。痛みを分かち合い担い合い一日も早く困難な事態を乗り越えることです。海外の新聞社説からの「がんばれ日本」「不屈の日本」「冷静な日本」などのメッセージにも励まされる思いです。
「善いサマリヤ人」という小見出しがあるイエスさまのたとえ話しがあります。傷つき倒れた旅人を介抱し助けたサマリヤ人は「わたしの隣人は誰か」と問うことなく、傷つき倒れ助けを必要とする人の「隣人となった」のです。どこまで、どの程度介抱したらよいかと問うことなく、祈りつつ彼がい合わせたその場所で彼が出来ることをしました。サマリヤ人の行動は大きな愛の証となりました。その声が今、各地から聞こえるように思います。
