2011/12/03 -1
【聖書】ハバクク書2:2
キリスト教会の暦では今、救い主イエス・キリストの十字架の道を偲ぶ四旬節を過ごしています。3月の第一金曜日は「世界祈祷日」と呼ばれて全世界のキリスト者が最寄の教会で「和解と平和」を求め祈りを共にします。1887年米国の教会の女性たちが移民や抑圧されている人々のために 祈祷日をもったことから始まり、1920年に四旬節の第一金曜日が「合同(世界)祈祷日」となりました。日本では「太平洋戦争」の時中断しましたが1932年から守られています。
今年はマレーシアの教会の女性たちが平和と歓迎を意味する「スラマッダタン」という日常の挨拶の言葉をもって「正義をきたらせたまえ」というテーマで祈りをまとめました。私は1992年ジェフリー張家忠兄の招きでマレーシアを訪ねたことがあります。他民族国家で宗教も多様ですが共生社会を祈念し「スラマッダタン」と親しみをこめて交わす挨拶は「シャローム」を思わせます。ジェフリー兄の伯父は日本軍の侵攻の折抵抗して殺されたと現地で教えられ言葉を失った記憶があるだけ祈祷日の「スラマッダタン」は懐かしく新鮮な思いでした。祈祷文を通して私たちに「祈る者から行動する者へ」呼びかけ導かれると世界祈祷日国際委員会のアイリーン・キング氏は記しています。
3・11一周年を迎える時なお瓦礫の山が復旧への道にある厳しい現実があります。「平和と調和の社会を築く上で公平と正義を」と祈る世界祈祷日の祈りは「3・11を忘れないと誓った私たちの祈り」です。
