2010/10/12 -1

【聖書】ヨハネの黙示録3:20

 古くから伝わる教会の暦では新しい主の年アドヴェントに入りました。来年2011年は干支によると「ウサギ年」だそうです。「ウサギ年」によく「卯」という文字が使われています。これは時間的には「卯の刻」というように夜明けを告げる時です。また「卯」の字は物を切り開いた形、扉が左右に開かれた形から来たそうです。希望の扉が開かれる年でしょうか。
 黒船来航により私たちは「開国」し、外に向かって扉を開くことになりました。第二次世界大戦後は民主主義国家に向かって扉が開かれ歩みだし、多くを学びました。内側から開くというより外から扉を開かれたのではないかとも言われます。開かれた扉を自覚したとき、国際社会に貢献する者となろうと歩みだしました。草木が地面から新しい命の芽を出す姿をあらわす「卯」の字に相応しい時を自覚しました。
 「戸口に立ってたたいている」方がいるとヨハネは呼びかけています。救い主イエス・キリストです。神さまの愛による救いと癒しと励ましをもって不透明な世の孤独・苦悩・憎悪・無気力という部屋の扉を叩いておられます。扉を開いてその回復をもたらす救い主を迎えいれるよう呼びかけています。救いの喜びの夜明け、その恵みに与る「卯」の年にしたいと思います。